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かんざしオーダーのご案内

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アテナリの水牛角の蒔絵かんざしはすべてがオリジナルのデザインで、ひとつひとつに手仕事で蒔絵を施して作られています。

銀座もとじさんの「コモノ展」では店頭にてお客様のご希望を伺い、お打ち合わせしながらオーダーを承っています。(次回は6月12日・13日の2日間です)
お打ち合わせのポイントは2つ、「蒔絵のテーマ」「かんざし本体の色かたち」です。

まず「蒔絵のテーマ」。

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これまでの作品カタログをゆっくりご覧いただき、お好みのものがありましたら同様のデザインで新たに製作します。アレンジのご希望にも対応いたします。

もしくは、お好きなテーマや用途などを伺ってからデザイナーが新たにデザインを起こし、2パターンほどのデザイン画でご提案します。

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デザインと併せ、製作にかかる日数や価格もご案内します。

次に「かんざし本体の色かたち」。

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蒔絵加工前のかんざしを実際にご覧いただき、サイズや色のバリエーションの中からお好きなものを選んでいただきます。

サイズは3種類、色は「黒」と「飴色」があります。「飴色」は個体によって色や模様、透明度が異なりますのでいくつかの中からお好みのものを選んでいただきます。

水牛角は軽くて丈夫で肌ざわりがよいため昔から人の暮らしに幅広く利用されており、日本では江戸時代から既に櫛やかんざしの素材としてポピュラーでした。

お手入れ方法については以前の記事「かんざしのお手入れ」をご覧ください。

これまでに銀座もとじのお客様に400本以上のかんざしを製作し、お勧めした経験から、「似合うもの」「使いやすさ」といった観点でもアドバイスさせていただきます。

ぜひお気軽にご相談ください。
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銀座もとじ 夏のコモノ展
2021年6月1日~30日 デザイナー在廊:6月12日(土)・13日(日)
於:銀座もとじ 和織・和染・男のきもの

work in progress 蛍

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銀座もとじさんの夏のコモノ展に向けて製作中のかんざしです。
蛍を描き入れる前に、草を蒔絵で仕上げているところ。
蛍の明るい光とコントラストをもたせるため、葉はダークに仕上げたい。
銀蒔絵に、一度黒い漆を塗り込めています。

川の水音が気持ちの良い初夏の夜、闇の中で目を凝らしていて蛍を見つけた時の楽しさ。
自然からインスピレーションを受けることは最高のリフレッシュになります。

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都心にある自然、本郷のクスノキ。
樹齢は推定600年、少なくとも江戸時代を全部、この場所で見ていたと思うとすごい!

今の時期は噴き出すような勢いの若葉をたくわえていて、そばにいると力をもらえるよう。
クスノキのとなりには美味しい場所があるので、心身ともにパワーチャージできます。

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<アテナリ ポップアップショップ>
2021年4月15日(木)~4月21日(水)
渋谷東急本店1階 特設スペース(ブルガリ前)

春の新作 銀座もとじさんにて

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和装用のアクセサリー、春の新作です。
銀座もとじさんの店舗とオンラインショップでお取扱いスタートしました。

たっぷり桜を描いたかんざしに、春色の天然石の帯留め。春が待ち遠しくなります。

下の帯留めは、花崗岩にルビーの結晶が自然に混じった、とても珍しい素材です。
品のよいグレージュに、ベリーカラーのアクセント。
大きさもほどよく、合わせやすそうです。

詳しくはこちらの銀座もとじさんのオンラインショップでぜひご覧下さい。

椿のかんざし

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今年の椿は赤にしました。
12月の銀座もとじさんの冬のコモノ展へ向けて、製作中のかんざし。

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こちらは完成した別のバージョン。この小ぶりな形、さりげなさが人気です。
手のひらに軽くおさまるサイズでも、後ろ姿の美人度が格段にアップします。

冬のコモノ展の会期に先駆け、近日中に銀座もとじさんでご紹介が始まります。
ぜひご覧ください。

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<アテナリ ポップアップショップ>
12月3日(木)~9日(水)
東急本店 1階 特設スペース(ブルガリ前)
※会期中の営業時間は10時30分~18時30分を予定されています。
最新情報につきましてはこちらの東急本店のサイトをご覧ください
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秋のかんざし

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今年6月、栗の花の香りを思いきり嗅いだ時、今年の秋はどんぐり柄のかんざしを作ろうと思いました。
(そこで栗の柄とならないのが、人の連想の不思議さ)

キャラメルのような生地色が、この季節にぴったり。
秋、コーディネートにさりげなく季節感を加えてくれます。

只今銀座もとじさんにて、アテナリの秋の新作をご紹介いただいています。
こちらのウェブショップでぜひご覧ください。

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季節感といえば、読み終わったばかりのこれが面白かった。
日本の「四季」の概念の成り立ちと変遷について書かれた本で、分析の対象は和歌をメインに、習俗、芸能、家屋、装いなど多岐にわたります。

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せっかくの季節の移り変わり、いろいろな楽しみ方で満喫したいものです。