新作のアラベスクペンダントをご紹介します。
ピンクのラスターをもつバロックパールに、ピンクトルマリンをあわせました。
金蒔絵で仕上げたアラベスク模様にもピンクトルマリンの小さなカボションが埋め込まれていて、うるっとした艶が印象に残ります。
甘すぎず合わせやすい大人のパウダーピンク、ぜひお試しください。
★次回ポップアップショップのご案内★
会期:2024年10月16日(水)~22日(火)
会場:日本橋三越本館 1F アクセサリーイベントスペース
三越本店ポップアップのご案内
10月16日からの一週間、日本橋三越1階アクセサリーイベントスペースにてアテナリポップアップショップがオープンします。
今回も会期に向け、たくさんの新作を製作しています。
三越さんからのリクエストで、ハロウィンにちなんだ楽しいモチーフも。
会期まで少しずつ紹介してまいります。
ようやく秋らしくなる頃でしょうか。
日々楽しく共に過ごせるジュエリーとの出合いを楽しみに、ぜひお立ち寄りください。
<アテナリ POP UP SHOP>
会期:2024年10月16日(水)~22日(火)
会場:日本橋三越本館 1F アクセサリーイベントスペース
橘のかんざし
かんざしはこれまでに数多く製作しましたが、橘の柄は初めて。
常緑で冬にも実をつけるため、不老長寿を象徴する日本古来の吉祥文様です。
子供の頃、ひな壇の向かって右に桜、左に橘(もちろん当時はミカンだと思っていました)の木があったのが妙に記憶に残っています。
上段のぼんぼりのようにシンメトリーでないのが気持ち悪かったのかも知れません。
他にも個人的な思い出のある柄なので、スケッチの段階からこだわりました。
図案化された橘ではありますが、葉の描き方でやわらかく表情をもたせています。
黒地に映える金色のシルエットが華やかで、純金の滋味深い輝きは、後ろ姿に余韻を残してくれます。
こちらの2点は近日中に銀座もとじさんでお取り扱い予定です。
ぜひお手にとってご覧ください。
ROHシネマのカルメン
ロイヤル・オペラ・ハウスのシネマで「カルメン」を観てきました。
タイトルロールのアイグル・アフメシナはロシア連邦バシュコルトスタン共和国出身の28歳。”天に与えられた”と自身が言い、周りの人が才能を放っておけなかった声の持ち主です。
踊りや歌は身体ひとつで磨く芸術、時々「この人と同じ時代を生きていて良かった」とおもうアーティストに出会いますが、アイグルもその一人。
舞台ではカルメンを生きている、という言葉のとおり、他のキャストとのからみや細かな仕草まで自然に見せ、声だけでない才能を感じます。
実はこの「カルメン」、ゲネリハを4月のロンドンで見ています。
写真はその時のもの。上階で立ち見という条件でしたが、アイグルがぐいぐい引っ張るステージは演出も面白く、立ちっぱなしの疲れもなく最後まで見入ってしまいました。
今回は2度目ということもあって、演出の細かいところやゲネリハ当時からの修正部分を楽しく観察できました。そしてキャストの表情がよく見えるのがシネマならでは。ミカエラの最後の笑みは、文脈を書き換えてしまうほどの意味があり、こういうのが演出ごとに何度でも観てしまうメロドラマ・オペラの魅力でもあります。
オペラ「カルメン」初演から150年になる来年には早速再演があるようで、チケット争奪戦は加熱必至。
そちらも気になりますが、アイグルをカルメン以外でも観てみたい。ロッシーニ?サン・サーンス?何でしょう、何でも。
この日は週末でしたが日本橋の映画館、空いていました。帰りに空に向かって「皆さんこれは観ておくといいですよー」と余計なお世話を叫びたくなりました。
新作が入荷しました
★オンラインショップに新作入荷しました★
永遠の定番、パールの一粒ピアス。
アテナリではパールの個性に合わせてデザインし、日本に千年あまり伝わる蒔絵技法を生かしてオリジナル製作しています。
自然の息づかいと繊細な美が日々、着ける方の心を深く満たすジュエリー。
季節の変わり目に、気分を変えて装う一粒はいかがでしょうか。
こちらからアテナリのオンラインショップをぜひご覧ください。