今回の台北では、初めて出かけた「袖珍(ミニチュア)博物館」も楽しかったです。
こちらはヴェルサイユ宮殿の鏡の間。
サンフランシスコの歴史的建造物William Westerfeld House
アイルランドの古いパブ
リアルに見えるためには、細工の細やかさはもちろん、照明が重要。
壁紙やリネン類のテキスタイルは特注でしょうし、テーブルに置かれた新聞や雑誌の文字の縮尺も計算し尽くされています。
こんなものもありました。
先日お客様とイタリアンカメオの話で盛り上がったところですが、卵殻の厚みに浮き彫りしてしまうのはこの方たちくらいでは。
四面に3つずつ、十二支の浮き彫り。昨年の兎、今年の辰に来年の巳。
ところでポータブルとか小型、ミニチュアという意味を持つ「袖珍」という言葉。袖に入るくらい小さな珍しいもの…とすぐ連想できるのは、呉服文化と漢字文化がベースにある故ですね。