更紗のような文様を、純金と漆だけを使った金蒔絵で。
和菓子のようなぷるんと半透明のめのうに、金がちらちら、きらきら輝くリングです。
思えば、蒔絵技法がある程度身についたころから、この技法で更紗文様を表現したいと考えていました。
西洋でも東洋でも同じように好まれ、装われ、設えに使われてきたパターンは、時空を超えて多くの人の、現代のライフスタイルに合う蒔絵柄としてイメージしやすかったのかもしれません。
花や鳥や唐草で空間をうめていくとき、前世でもこの作業をしていたような感じがするほど好きなモティーフです。
★次回ポップアップのご案内★
8月21日(水)~27日(火)
松屋銀座1階 スペース・オブ・ギンザ<ワールドジュエリーフォーラム>