ロイヤル・バレエの昨年11月のガラ公演『ダイヤモンド・セレブレーション』をシネマで。(上映は23日まで)
演目がバラエティに富み、オーケストラが良く、かなり満足度高かったです。
アシュトンとマクミランで始まり、初演のいくつかの新作はそれぞれの独自性が際立って楽しく、ラストはヌニェスとクラークの『ダイヤモンド』でゴージャスに盛り上がりました。
ロイヤルのライブビューイングは幕間の解説や、リハーサルやインタビュー映像が面白いです。
『FOR FOUR』の2006年の初演キャストはアンヘル・コレーラ、イーサン・スティーフェル、ヨハン・コボー、そしてニコライ・ツィスカリーゼ(意外!)だったのですね。
この日の私の発見はジェームス・ヘイのクリーンな踊り。また別の演目で見たいです。王子タイプではないので…じゃ何の演目で見たいだろう?と想像を巡らせ中。
そして『FOR FOUR』と対になるズッケッティの新作『PRIMA』はやはり4人の女性プリンシパルが踊り、こちらも見応えありました。
この対になる2演目は今年のロイヤル・バレエ来日公演のガラに入っているようですので、チケットをお持ちの方にはよい予習になりそうです。
トップ写真は映画館へ行く前に見た、三越本店の「エミール・ガレとドーム兄弟」展で撮ったもの。
会場で一番気に入った紫陽花の大きなフラワーベースは、眺め飽きない素敵なあじわいです。