
琥珀は数百から数千万年という時間をかけて化石になった樹脂。
フレッシュな樹脂である漆との組み合わせが、自然なわけです。
こくのあるブラウンの琥珀のなかに円盤状にきらきらひかるのは、樹脂の中に含まれていた空気が、長い年月のどこかの段階で熱や圧力を受けて弾けたもの。
これはグリッターと呼ばれ好まれますが、多いほど美しいわけでもなく、ボディカラーとのバランスにも好みがあり、素材選びの際は吟味を重ねます。
琥珀のよいところは美しさのほかに、その軽さや肌触りのあたたかさ。
すべての良さを眼と手で感じながら製作を進めます。