サントリー美術館で開催中の「美をつくし」展へ。
大阪市立美術館の所蔵品展、この日はカザール・コレクションを目当てに出かけました。
カザール・コレクションについては長くなるのでまたあらためて。
トップの写真は80年代に出版されたカザール・コレクションの図録を引っ張り出してきて撮ったものです。(今回の展示品図録ではありません)
この日の私的ベストは『茸蝦蟇形彫根付』。きのこに乗っかったガマガエル。
マスクの下でニマニマ笑いが止まらなくなるくらい、剽軽で好き。
笑いが止まらないといえば展示のラストも受けました。”笑かしてなんぼ”の文化圏、さすが。
アングル変えても可愛いわ。
どれか1つあげると言われたら迷いますが、3つなら必ずこれ入れます!
カザール・コレクション以外では、『百鬼夜行絵巻』が面白かったです。
見たこともない姿かたちを描くのに、この確信的で流麗な筆致はなに?
あぁ全部見たいな、と5往復くらいして眺めました。
大阪市立美術館はこの秋から改修工事、2025年にリニューアルオープンするそうです。
オープン企画で『百鬼』全部見せます!とかないかなあ。立派なメインホールのスペース使って。
実物の筆遣いを見たいのです。
淡く期待しながら楽しみにします。