
真珠より好きかもしれない真珠母貝。
蝶の羽根と同じく光がつくる色、構造色の美しさはなんとも言えない魅力があります。
紙のように薄い貝を丸く打ち抜いてから、もう一度少しずらして打ち抜くと丸みのある葉っぱの形に。
使う数の3倍は作って、用途に合う綺麗なピースから選んで使っていきます。

漆を濾しているところ。
小さなゴミも仕上がりに大きな影響がありますので、ホコリの出ない紙で濾して使います。
こういった下ごしらえには時間がかかりますが、すべて欠かせない作業です。
時間を贅沢に使っているなと感じながら、同じ贅沢観をもつ方に求められると良いなと思いながら、手を動かしています。