久しぶりの上野公園。
ここは空が広いので、雲ばかり撮ってしまいます。
1時間ほどのあいだに刻々と変わる空が楽しくて。
この日の目的は表慶館の「工藝2020」展でした。
色を切り口に展示された、さまざまな工藝のバリエーションが楽しめる展示会です。
撮影できる作品のなかで一番気に入ったのはこちら。
金箔と截金で、ふんわりたっぷりした金色。
小さくなって、この金色のやわらかい起伏に寝そべって、周りを見渡してみたい。
画面の一部はウルトラバイオレットとのコントラストが美しく。
写真のぶれが綺麗なのでそのまま採用。
ところでこの作品、作者のお名前は月岡さん。
金のソフトな光にあまりにしっくりくるお名前でびっくり。
フルーツパーラーの桃子さんとか、テキスタイルミュージアムの繭子さんとか、時々拍手したくなるほどしっくりくるお名前に出会います。