満員御礼!
上海京劇院の西遊記。
三蔵法師が天竺へ行くことになるいきさつ、孫悟空と三蔵法師との出会いなど、西遊記のエピソード・ワン的なパートでした。
歌と楽隊のシンクロ具合はいまいちなのに、武生(ウーション・立ち回りの役)のキメと楽隊の息の合わせ方は胸がすくほど完璧。
そして、バレエもそうですが、難度の高い型が滑らかさを伴なったとき、鍛錬に支えられたエレガンスを感じるのが好き。
eleganceの言葉の意味に「優雅・上品」と「正確さ」のふたつがあること、とても良く理解できます。
カーテンコールで拍手しながら、いつまでも良い舞台を見たいなと思いました。