G.W.の恒例、イタリア映画祭。
今年は『カプリ・レボリューション』と『月を買った男』を見てきました。
『カプリ…』は2時間超えの作品。丁寧に時間をかけてひとつのテーマを紡いでゆく映画です。
主人公ルチアの、岐路に立つたびに自分で選んだ道を進む、すがすがしいほどの人間の太さ強さが印象に残りました。
『月を買った男』はサルデーニャ島の特異性をネタにしたファンタジー・コメディー。
地域自虐ネタ、ここまでやっちゃって大丈夫なのかしらと思っていたら、監督はサルデーニャ出身でした。
村のバールでのシーン、久しぶりにお腹の底から笑いました。ああいう雰囲気の場にいつか居合わせたら、思い出し笑いが止まらなくなりそう。
来年はこの映画祭も20周年だそうで、どんな面白い映画が見られるか、楽しみです。