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横浜にて

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神戸と同じく、そばに海があるという気配だけで落ち着く横浜。
時々、果てのない大きな存在を感じたくなります。

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こちらもやはり落ち着く、古い建物の中の一角。
アールデコと和風装飾のミックスが面白い。

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この日の目的はこれでした。
ファッションを時間軸で見るのはいつも面白いですし、展示解説からは、大陸と横浜・神戸をまたにかけた持ち主の激動の人生も垣間見れます。
そんな人生の節目に仕立てられた服は、オーダー主の思いがそのまま宿っているようにも感じられました。

展示の最後はブラックフォーマル。
慶弔どちらにも黒を着る日本独自の習慣に合わせて仕立てられた、日本ならではの黒の旗袍は、翡翠のネックレスが映えるという説明でした。確かに格好良さそうです。

美しい旗袍(チーパオ)に進化した大陸の伝統服が、革命がなければその後どう形を変えていたのか、思いがめぐります。