季節の変わりめに 2018-09-17 by atenari これは以前買っておいた一冊、ナタリア・ギンズブルグの1962年の本。 どのページを繰っても、いつまでも古びない新鮮なことばが綴られた本は大好き。そしてその時によって自分の感覚を刺激する部分はさまざまです。 「彼はタリアテッレ、抱擁、サクランボ、赤ワインがお好み」 にお腹を空かせたり。 「天職は人間の、唯一で真の救いであり豊かさである」 に頷いたり。 某所にて、どうでもいい話をしながらポワールのデザートを待つひととき。涼しくなって、身体がひと息ついている感じ。 読書と食欲の、秋のはじまり。 Related posts: 入道雲 世界の絣 青い空 白い花 調える 投稿ナビゲーション 東急本店 ありがとうございました銀座もとじ アテナリ展のお知らせ