高知の梼原からきた和紙で満たされた、京橋のLIXILギャラリーの一室です。
あれこれ説明はないのですが、和紙の洞窟に篭って光の透ける凹凸を眺めているだけで十分。
包容力があって、やわらかく、かつ丈夫。 なんだか出来すぎた人のような和紙。
柿渋で染めたキャラメルブラウンの、艶のない和紙の上には、真珠を乗せてもきれいです。
紙を作ったのは、オランダから高知へ移住した方で、拠点の「かみこや」では泊まり込みで紙漉きも体験できる様子。
梼原という場所を調べてみたら、南国土佐のナの字も感じさせない四国カルスト(つまり山の中)に位置します。
これは確かに、日帰りでは、無理。
高知といえば牧野植物園にも行ってみたいな。
もうひとつかふたつ、デスティネーションが出来たら、きっと飛びます。