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松濤美術館にて

先日、『世界の絞り』展で面白いなと思って見ていた、インドの絞りによるストライプ模様。
こんなに早く再会できるとは。

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高い天井から、たくさんのターバン用モスリンが風に揺れる様は圧巻。

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ミニアチュールで着装画も確認、と。

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カシミールのペイズリー柄織物やら、極薄の白モスリンに白糸刺繍の、繊細さにため息。
ほかにも細やかなカンタ、木版染め、輸出用のあれこれなど。
家庭の手仕事から献上物クラスまで、インド亜大陸の底力が見えるようなコレクション展示でした。

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これは染めるための木版。 もちろん木版専門の職人によるもの。
道具なのにただこれだけで美しい。

『畠中光享コレクション インドに咲く染と織の華』展は渋谷区松濤美術館にて9月24日まで。
素晴らしいことに、全ての展示品が撮影可能です。