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ファッションとアート 麗しき東西交流

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桜のあとを追いかけるように、満開のハナミズキ。
東京都(当時の東京市)がワシントンD.C.へ贈った桜の返礼として、贈られた樹だそうです。
横浜美術館の 『ファッションとアート 麗しき東西交流』 展に出かけました。
露木宏氏の講演会「日本のジュエリーの歴史と美」を聴いたあと(いつもながら面白いお話!)、
展示室をゆっくりと巡ります。
芝山細工の屏風、フランスの羊歯模様のトレーンに、見入ったり、100年以上前の三越のポスターに唸ったり。
ポスターや絵画は、描かれた和服の着こなしが面白かったです。
幅広く見せた半襟にブローチを着けるとか、襟につけた乳(チ、です念のため)からチェーンを下げるとか、今は目にしないアクセサリーづかいがいろいろ。
フランスや米国のドレスも素敵でした。中には、「これホントにジャポニスムの影響?」と思うものもありましたが、どれも魅力的なことに変わりはなく。 そして私の糸菊ブームが再燃しそうな気配・・・
帰りに初めて立ち寄った横浜美術館の情報センターは、美術工芸、建築、アートに特化した図書館でした。
持ち上げるのにも苦労するような大型書籍(全集系)や、全国の展示会カタログが充実しています。
この日は以前から探していた内容の資料が見つかり、収穫の多い一日になりました。
『ファッションとアート 麗しき東西交流』は6月25日まで。
着物、ファッション、ジュエリー、テキスタイル、お好きな方にはお勧めです。