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自由が丘でカンタ

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岩立フォークテキスタイルミュージアムの展示が変わったので、早速出かけました。
今回の「白の刺子 カンタ -ベンガルでの出会い」展では、2014年に日本民藝館で展示されたカンタを中心に見ることができます。
希望者には丁寧に解説頂けるので、一度民藝館で見られた方にもお勧め。
コレクター本人のお話を伺えるのは貴重な機会ですから、ものを見ながらあれこれ尋ねたくなる我々は、かなり楽しみました。
西方の富裕層を虜にした極薄のモスリンを幾重にも重ね、刺繍で隅々まで丁寧に埋め尽くしたカンタ。
吉祥文様や人や建物、動物など、針を持つ人の楽しそうな顔が見えてくるような、歌うような大らかさが魅力です。
ところでこの日は、展示と関係のない出会いがありました。
学芸員の方が見せてくださった、オランダの博物館の展示会図録。
インドネシアの素晴らしいテキスタイルとジュエリーに、ため息がとまらず。
またオランダ・・・? どうしましょう。
岩立フォークテキスタイルミュージアム
「白の刺子 カンタ -ベンガルでの出会い」展 は7月15日までです。