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PARIS オートクチュール 世界に一つだけの服

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エコー画像ではありません!
展示作品から、1939年に作られたジャン・パトゥのイブニングドレスの一部。バンブービーズみっしり。
祖母はその時代の女性にしては背が高く、ずっと以前、生前に「若い頃、身体に合う洋服を探すの、困らなかった?」と聞いたことがあります。
それに対する答えは、「昔は既製服はなくて、オーダーするのが普通だったからね」でした。
現代は昔と較べて、より豊か・・・という刷り込まれたイメージが、初めてぐらついたのを覚えています。
そんな豊かな時代のオートクチュール服の展示会は三菱一号館美術館にて、5月22日まで。
少ない点数のなかで、グレのドレスの現代性やディオールのドレスの王道的優雅さが印象的でした。
あわせてお勧め? 『民族服飾の生態』
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ジュエリーライブラリーで借りた本で、とても面白かったです。
人類は裸体に始まり、装身具から装いをかさね、過剰な装いははじけて逆に脱皮を始め・・・さてどこへ行くのかしら。
ジュエリーライブラリーについて、くわしくはこちら。ひろく服飾・装身具に関する蔵書が10000冊以上閲覧できます。