冬らしくなってきたある日に佐倉の国立歴史民俗博物館へ。
フランスのブザンソン美術考古博物館所蔵の「夷酋列像」の原画と、それにまつわる国内の所蔵品が特別展示されています。
「夷酋列像」、大人の事情で脚色にまみれているとはいえ、かなり格好いいです。
かなり細かく描き込まれていて、素材の質感(ファーのトリミングとか!)まで、よくよく観察できます。
そして今回の一番の収穫は、ヨーロッパが、北東アジア(ロシアの向こう側)のアイヌ民族をどのように見ていたか、展示内容や、ライブラリー内の関連書籍などで知ったこと。
ものごとは最低2方向から見ないとなと、改めて。