エアリーな幹・・・これでもしっかり葉を茂らせているから不思議。
上野の森美術館で、ウェストンコレクションの「肉筆浮世絵ー美の競艶」展を見てきました。
美人画を中心とした130点はどれも素敵で粒ぞろい、会場も空いていて、2時間ほどゆっくりと楽しみました。
ぐっと近寄って見ると顔料や雲母の質感や筆づかい、一歩下がると細やかな表情に髪型に着物の色柄、もう一歩下がると構図や素晴らしい表装と、忙しいほど見どころの多い展示会でした。
これら全てはウェストン氏のここ二十年ほどのコレクションだそう。 同じ時期に日本人は何を買っていたのかなとふと思ったり。
展示会は1月17日まで。大阪、長野と巡回して、ここ東京がラスト。 お勧めです。