今年初めに終了した、FITの「Dance & Fashion」展。
開催にともなって出版された、「DANCE & FASHION」が届きました。
複数の著者によって、たっぷりの写真とともに、バレエ・ダンスのコスチュームとファッションデザインとの関連性が書かれた本です。
ぱらぱらと眺めていて、目にとまったこのページ。
右はローラン・プティ振付ノートルダム・ド・パリのエスメラルダを踊る、イザベル・ゲラン。この衣装なら何度も目にしています。
でも左の、イブ・サンローランによるコスチュームデザインスケッチは初めて見ます。うーんこれが素敵。
キャプションを見てまた唸りました。この演目は1965年に作られたもので、当然衣装も当時のデザイン。
なのに全く古くさくなくて、時代を越えて、今でもドキドキするような、フレッシュさがあります。
いつの間にか古びて時代を感じさせてしまうものと何が違うんでしょう。
謎です。謎ですけれども、永遠にフレッシュであることを目指そうとあらためて思いました。