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指輪 展

2000年の庭園美術館の「指輪」展で知られる、橋本貫志氏のコレクション。
2012年に氏から国立西洋美術館へ寄贈された後、初めての展示会です。 寄贈後から展示会開催まで、とても早かったんですね。
エトルスコとアール・デコはいつも私の憧れ。
そして、古いシンプルなものなのに、ドキドキするくらい新鮮で心惹かれたいくつかのものは、当分私の頭の中を占拠するはず!
指輪は小さくても、注文主の思いが深く関わります。
またたとえ持ち主を変えても、新しい持ち主のまた違った思いが込められるということが、今なお橋本氏が所蔵するひとつの展示品から強く伝わります。
前回の「指輪」展のあった2000年といえば私がジュエリーの仕事を始めた年。
その時の自分の見方と今の自分の見方には明らかに違いがあって、この14年間に自分が学んだ事、学ばせてくれた方々の事が頭をよぎりました。
感謝しつつ、暑い夏を迎えます。