東欧の20世紀の彫刻家、ズビネック・セカール。
近代彫刻をしばらく見ていなかったので、行くところリストに入れたまま機会を伺っていました。
点数はそれほど多くなかったのですが、気分によっては創造の源に思いを巡らせることができ、気分によっては単にオブジェクトとしてスルーできる、好きなタイプの作品が並んでいました。
「どうだ!」みたいな大型の作品がなかったのは、このアーティストの一貫した特徴なのでしょうか。
近いうちに別の場所での展示会で、続きを見てみたいと思います。
展示会は3月23日まで、神奈川県立近代美術館鎌倉別館にて。
会場では他に、アルプの気持ちのよい版画や、ジャコメッティの矢内原伊作氏をモデルにした素敵なデッサンなども見られます。
これは鶴ヶ岡八幡宮の隅っこにひっそり咲いていた桜。
寒さつづきの3月半ば、ご褒美のような暖かい一日でした。