「明日の夜は仮面舞踏会ね」「そうだね」
って、ここは何世紀のヨーロッパですか。
ヴェルディ生誕200年の締めくくり(?)にトリノ王立歌劇場の来日公演『仮面舞踏会』を観て来ました。
トリノのREGIO TEATROでは10年ほど前に、滞在中たまたま公演のあったマリインスキー・バレエの『ジュエルズ』を観ました。
マリインスキーがバランシンで海外公演というのも驚きましたが、トリノの劇場が建物の外側から想像もつかない現代的な(あまり良い意味でなく)作りでびっくりした記憶があります。
さて、どこをどう切り取ってもヴェルディなオペラ。
オーケストラは流石、合唱が美しく、さらに歌い手もウルリカ役のマリアンネ・コルネッティとアメーリア役のオクサーナ・ディカが特に素晴らしくて、堪能しました。
オクサーナ・ディカは素晴らしいソプラノですが、堂々とした声質と雰囲気が今回の役柄と少し合わない気がして、他のレパートリーをチェック・・・そうしたら、先月パリ・オペラ座で新演出のアイーダ初演、タイトルロールを担っていたんですね。
アイーダ役なら、なるほど納得です。
さて、12月が飛ぶように進んでいきます。
今年中にしておきたいことの色々、そろそろ計画的に進めていかなくては。