超えてきました。見事に完敗です。
アリーナ・コジョカルのジュリエット。
マイ・ベスト・ジュリエットは昨日の18時半まで、アレッサンドラ・フェリでしたが、「フェリを超えた」とはご一緒した方々と合意した感想。
そして「フェリですら実は手抜きしてた」とひとりでこっそり考えたくらい。きっとバチ当たりますけどね。
1幕途中から彼女の何かに心打たれ、幸せ絶頂のふたりを踊るバルコニーの場であんなに感動して泣けたのは初めて。
当てはまる形容詞を探してみますが、あれこれ褒めてみても、もの足りないだけ。
演じているジュリエットを通して彼女自身が強く伝わってきた、っていうのが一番近い感じ。
ちなみに、公演自体はミラノスカラ座バレエのロミオとジュリエット。
バレエ団は、3人の娼婦に代表される街の人々に味わいがあるのが良く、デヴィッド・ガーフォースさんの指揮はダンサーとぴったり、緩急があって素晴らしかったです。
あぁそれにしてもすごかった。