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中世の生産革命

美術館や博物館でモノを見ると、まず美しさ面白さに気を取られたあと、その生産背景が必ず気になる体質です。
なので国立歴史民俗博物館「時代を作った技ー中世の生産革命ー」は、電車内ポスターを見た瞬間、行くところリストに入った展示会でした。
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佐倉へはいつも、少し遠足気分。
展示会は、大量に作られたモノが庶民にいきわたる消費社会への、転換を支えた職人や素材、しくみを紹介する内容でした。
まず「えっ16世紀でこのプリミティブさ・・・」と、美術館で昔のいいモノばかり見て勝手に洗脳されていた自分を客観的に見ることができます。
見進むに従い、「そうだよね、そうだよね、庶民の暮らしってこんなものよね」と納得。
今でいう紙コップ的な使い捨ての陶器「カワラケ」とか、ほんとテキトーな作りで。
いつも心配になるほど空いて快適な博物館ですが、閲覧用資料や販売書籍は大充実。余裕で丸一日、過ごせます。
といいつつ行き帰りが長いため、いつも長く居られないんですけど。
さて最近暑いのによく美術館・博物館巡りが続きますが、少しお休みかな。
来月のもろもろの準備で混んできたし、9月まで会期があるものはなるべく涼しくなってから!
ていうか涼しくなるのかな。なるよね。なるって言って。