2つ目のマリインスキー劇場のオープニングガラをARTEにて視聴。
どこでもドアってこういう形で実現したのね。
ロシアの威信がかかる?ボリショイ新劇場のオープニングガラ公演よりも、素晴らしいアーティストによるオペラとバレエが淡々と続き、とても贅沢な2時間でした。
中でもヴィシニョーワのアロンソ版カルメンは呆気にとられるほど素晴らしかったです。
多分、観ている間、口が開いていたと思う。
広いステージをひとりで支配して、観る人を(しかも画面ですけど!)さらっていくダンサーはそうそういないと思います。
オーケストラとのタイミングも絶妙で、いいオーケストラでバレエを観る幸せをあらためて感じました。
この番組、バレエのあとは客席のマイヤ・プリセツカヤに毎回カメラが向けられます。
このヴィシニョーワのあとは、心底満足そうな、満面の笑み。
ついでで何ですが、プリセツカヤの隣に座るプーチン大統領もこの時が一番嬉しそうでした。