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誠品書店

代官山の蔦屋書店「が」お手本にしたという、台湾の誠品書店のこと。
誠品信義店をさっと見ただけですが、周りにある日系百貨店が突然古臭く見える、新しさがあります。
実際に客層も、周辺店舗より格段にセンスが良いです。
最近よく聞く「”モノ”より”コト”」には、むず痒いような違和感を持っていました。
ある意味で正しいけれども、何か違う感じがずっとつきまとっていたのです。
誠品書店をさっと見てまわってクリアになったのは、モノもコトも、単品/単発の集積でなくラインが必要だということ。
五感や知識欲が自然に広がっていく、嗜好や興味のライン状の仕掛けです。
人との繋がりでさえ、情報網のおかげで、共通の嗜好や興味のライン上に築くことができる時代。
人が欲する人とモノとの関係が先へ進んでいて、それを満たす仕組みは全く足りていない。
そんなことまで考えさせる、視察必須の店舗です。