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歌舞伎 ― 江戸の芝居小屋 ―展

春の歌舞伎座オープンに合わせて企画された展示会。
歌舞伎に集まる人々の描写が楽しいので、単純に漫画風味の風俗画を目当てに出かけました。
桃山時代の、街行く人の着物の派手なこと!
オシャレを目一杯楽しんでいる感じの、多種多様な装い。着物の色柄、着方、髪型、とっても楽しいです。
江戸時代には装いは地味になりますが、勝手気ままに飲み食いしながら、舞台のある空間で楽しんでいる雰囲気が伝わって、こちらまで楽しくなってきます。
展示会の構成としては、もう少しモノがあると良かったなと思いました。
さて、帰りの電車にて。
中吊り広告の「アニメ化40周年 ルパン三世展」(佐倉市立美術館←トップページ必見!)のポスターにぐっときました。
中でも、メインのルパンの後ろで飛び交う(!)石川五ェ門と次元大介には目が釘付け。この迫力ある表現、子供の頃ずっと見ていたはずなのに、改めて唸ってしまいました。
江戸の風俗画から脈々と続く、日本の漫画表現。面白い繋がりに、長い道のりを出かけてしまいそう・・・!?
追記:
2月24日はドレスコードありの聴講イベントがあるそうです。
もみあげがずらりと揃った観客席を見てみたいですが予定があり叶わず・・・残念。