浜離宮を見下ろす場所にある、面白いオブジェ。
こんな風景も汐留ならでは。
ウィーン工房の展示を汐留ミュージアムで見てきました。
独特の時代感たっぷり、職人が自分の技量を前提に図案を描くのではなく、デザイナーが職業として分離しはじめた時代。
拍子抜けするほど簡単なデザインを見て、パートナーは一言「似たの100円ショップにあるよね」。
確かに、作り手を選ばないデザインです。シンプルさがそれだけで価値を持った時代感に思い至りました。
ちょうど前夜、録画してもらっていたテレビ番組「極上美の饗宴」で、高い技術を持つ職人がデザインする、技術てんこ盛りの工芸品の栄枯盛衰を見たばかり。
これでもかという加飾に食傷した、時代が「あっさり」を求め始め、歴史からそっと姿を消した超絶技巧の鋳金家の物語でした。
ちなみにこの番組、11月28日にある第3回のテーマは、柴田是真。見逃せません。