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2011SSコレクション 後編

ミラノでは強烈なカラーが台頭していましたが、写真を見るだけで飽きてしまったというのが正直なところ。
ピンクにオレンジってアナタ・・・。
パリではランバンが素敵でした。
コントラストの弱いダークカラーのボタニカルプリントは、完璧に洗練された熱帯風の雰囲気。
そして、大胆なアシンメトリーのデザインが素晴らしかった。大胆でいながら、あくまでエレガントで綺麗に着こなせそうなコンテンポラリー。
美しいステージの最後、アルベール・エルバスが登場すると、パチンと目の前で風船が割れたようなインパクト。
とても控えめな振る舞いなのですが、地のキャラが強い!
でも彼のランバンのコレクションはいつも素敵で、シーズン毎に振れ幅が大きなメゾンの多い中、とても安定している印象があります。
あとドリス・ヴァン・ノッテンの友禅染のようなプリントも、印象的でした。
こういうのを見る度に、日本の染織の作家の方がその才能や技術を幅40cmの枠に閉じ込めているのがもったいなく思えます。