いつもお世話になっている方のプロデュースによる、詩人高橋睦郎さんが語る「ことばって何だろう」会。
詩の朗読を聴くのは大人になってからは初めて。日常、言葉は文字を目で読む機会が圧倒的に多く、新鮮です。
そして、デザインの作業と詩を作る作業はプロセスが良く似ているなあ、と思います。
懇親会の最後に、10代の頃の詩を詠みながら「この頃はぼくは天才でした」とおっしゃった高橋さん。
詩は新鮮で、余分なものが何一つなく素晴らしいものでした。
一般的な話として、10代のころに自分の興味に没頭できることはとても大事な事だと思います。それ以降には永遠に失われる、鋭さがあると思うのです。
ところで帰宅してから知りましたが、会で朗読された詩集『永遠まで』は日本現代詩人会により、第28回現代詩人賞に選ばれたそうです。おめでとうございます。