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ヴィクトリアンジュエリー

Bunkamura ザ・ミュージアムにて。
ギリシャ・ローマ時代を起源とするモティーフ、またエトルリア時代の金細工を復刻したもの、植民地である南アジアからのソースなどがミックスされ、少々ごちゃごちゃしたデザインが多いです。
大英帝国の絶頂期、世界中のいろいろなものがイギリスに集まった、るつぼのような社会状況を反映しているようにも見えます。
あまりこの時代のジュエリーは好みではないのですが、今はもう残っていないような、びっくりするほど細密な加工技術のオンパレードは見応えがありました。
ところで、展示のジュエリーの多くは穐葉アンティークジュエリーミュージアムから。
バラの咲く季節に、那須の穐葉アンティークジュエリー美術館へ出掛けるのもお勧めです。
充実した展示品の中でも、私にはイタリアのマイクロモザイコ、スコットランドのケルトジュエリーが印象的でした。