12月24日の上原ひろみのクリスマスコンサート。
新日本フィルのオーケストラを背負っての、一日限りの公演です。
ここしばらく私にとって、クリスマスは単なる”繁忙期”だったので、クリスマス向けに企画されたものを素直に楽しめるのも嬉しい事。
初めてのすみだトリフォニーホールは、なかなか面白いつくり。3Fからつづく階段の側廊?は秘密っぽい雰囲気がかなり好きです。
2Fエントランスホールの舟越桂を始め、館内には日本のアーティストやデザイナーの作品がたくさん配置されています。
演目が事前に予告されず、漠然と、半分くらいはクリスマス楽曲のアレンジでいくのかなあ、と思っていたら甘かった。。。
特にサンタ服に着替えたアンコールの2曲目からはオーケストラ退出後の独壇場、まるで放課後の誰もいない音楽室でひとり弾き込むウエハラさん、といった様相。
全て終わって時計を見たら終演時間が40分オーバーしていました。
音楽鑑賞というよりも、彼女のキャラクタ、エネルギーが作り出すショウを満喫しきった終演後、ホールから出る人からはすごい「満足」のエネルギー。今、皆が求めているものって多分この、「満足」なんですね。
素晴らしい時間をありがとうございました。