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イタリア展 ありがとうございました

21日と22日は銀座もとじさんのイタリア展に在廊しました。
いつもながらお客さまと直接お話できる機会は、私にとってとても貴重です。
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今回は蒔絵のジュエリーや、かんざしのご縁を頂き、オーダー品の宿題も。わくわくしながら早速アイデアを練り始めました。
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こちらはスタッフの方がコーディネートしてくださったディスプレイ。帯留めはイタリアにちなみ、レティチェッラというレース編みの原型のような模様を銀蒔絵で。上品な帯にとても映えます。
シルバーグレイと藤色は、髪と瞳の黒い東洋人にとても似合う組み合わせ。これはアイススケートのコスチュームを見て私が学んだことです。
そして、着物で重要なのは、帯揚げに芥子色を差すこの感覚。disegnatoriceではなくstylistaを目指す私としては、このあたりの感覚に敏感でなければなりません。
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いつも伺うたび、感心しながら眺めている生花のアレンジ、季節を少し先取りして。赤い実は、それ自体赤でありながら、雪の白をどこかイメージさせる風情です。