岩波ホールにて、イタリア映画。
この1年以上、イタリアのソープドラマ『un posto al sole』を週に5日。
それで鍛えたヒアリング力を、時々試したくなってイタリア映画を見ます。・・といえば格好が良いのだけれど。
でもちょっと、どこまで聴けるか試してみたいっていうのは、あります。
ヒアリングしたい我々にとってはセリフが少ない映画で少々物足りなかったのですが、地味なんだけど眠くならないタイプのストーリーでした。
「良品」って表現されるのかしら、こういう映画は。
最後キリストさんが村に戻って感激の再会、トドメでゼリンダにプロポーズとかしちゃったらアメリカ映画。
そうじゃなく、キリストさんを彼らしく泳がせて終わっているから、「良品」。
もともと在ったものを切り取って皆さんに見せてるだけです、とでもいうような謙虚なポーズが、「良品」。