組紐文様を銀で蒔絵、ポイントに貝を螺鈿したリング。
大ぶりですが高さがないので、とても着けやすいものです。
組紐文様は、組紐自体が世界同時多発的な文化なので、いろいろな地域で見られますが、有名なもののひとつがケルト文様です。
そういえば先日、テレビでスコットランドの女性がインタビューに応える様子を見ました。スーツ姿でしたが、胸元には伝統的な石をはめ込んだスコティッシュデザインのアクセサリーがありました。スーツの色味と絶妙な色合わせで、とても素敵でした。
彼女は国際機関の方だったと記憶しています。世界共通の万能アイテムともいえるスーツに、こういう、ルーツをもつ小物をさりげなくコーディネートするのも良いものだな、と思いました。
小物でさりげなく主張、とは使い古された言い回しですが、それが素敵に表現された装いに出会うといつも、感動してしまいます。